人を雑に扱われば自分はその倍雑に扱われる。しかし、大切に扱っても大切に扱ってくれるとは限らない矛盾・・・≪大越俊夫の名言≫
人を粗雑に扱えばその倍、人から粗雑に扱われる
だから他人から大切にされたいと思うなら
そのまえに自分が他人をそれ以上に大切にする事である。
≪師友塾塾長/大越俊夫≫
他人に対する振る舞いは自分に返ってきます。
粗雑に扱えば、粗雑になってきます。
相手のことを嫌いになれば、自分もいつか相手に嫌われます。
ただ、相手のことを好きになれば、自分も好かれる・・・とは言えないのが難しさですね。
人間、相手の嫌なところは目につくのですが、良いところは目につきにくい性質を持っているので当然と言えば当然です。
しかし、それでも最低限、自分自身が大切に扱われたいのであれば大切に接するべきですし、好かれたいのであれば、好かれるように、相手を敬うべきです。
自分の扱いを大切に扱ってもらいたいと他人に求めるのであれば、まずは自分から自分が大切に扱われたいと思うレベル以上に大切に接しましょう。
他人には自分が求める以上の接し方をして初めて、自分が求める分が返ってくる可能性が高くなります。
ただ、前述した通り、
返ってこない場合もあります。
すぐ大切にされる場合も有れば、いつまでたっても大切にされない場合もある。
ただ、それでも、自分が大切に扱われたいと思うのであれば、可能性を見出すために、大切に他人に接しなければなりません。
悩みの種になるから期待しない。
大切にされたから大切にするとか、
人の感情はそんな、簡単なものではないです。
すごく気を使っているつもりだけど、何か相手が気に入らない行動をしてしまう。
例えば、貧乏ゆすりとか、口癖とか。
極端な場合、生理的に無理とか。
色んな要因があって大切にされない場合も多々あります。
じゃあどうするべきか?
他人には必要以上に求めない。
このことを心がけましょう。
あくまで他人は他人。
自分の思い通りになんかなかなかなりません。
基本的に、人の悩みは人間関係に起因します。
だからこそ、相手に対し、求め、期待し、その期待を裏切られた場合、悩みの種が一つ増えるだけです。
悩みを自分で増やしてもしょうがありません。
ただ、あくまでも、自分に対する態度を変えたいのであれば、自らがそのように相手に振る舞い、尽くします。
これが大前提になります。
だからスタンスとしては、自分のことを大切にしてくれるようになったらラッキーくらいに留める。
こうでないと、なぜ、自分が、こんなに尽くしているのに相手が尽くしてくれないんだ??という相手にとっては理不尽な疑問が出てくるとともに、自分がストレスを抱えます。
ストレスを抱えない、人間関係で悩まないためには相手には必要以上に期待しない。
その上で尽くし、変わってくれたら、素直にそれをよろこぶようにしていきましょう!