全員から好かれようと思うと悩みとなる?!≪加藤諦三の名言≫
全ての人に好かれたいと思うと
限りなく深刻に悩みます。
≪社会学者・著述家・心理学者/加藤諦三≫
悩みのもとは人間関係に起因するものであると心理学者のアルフレッド・アドラーも言っています。
今、もし悩んでいるのであれば、よくよく考えてみると、悩みの種が人であるとなりませんか?
ほとんどの人がなると思います。
それくらい、人間関係というのは悩みの種になるようなものなんですね。
だからこそ、今回の名言であるように、全ての人に好かれたいと思ってはダメなんです。
そもそも、
全ての人が自分のことを好いてくれるなんてまずありえません。
ぼくが考えただけでも、周りにそんな人はいません。
なにより、自分自身を振り返って、周りの人たちのことみんな好きな人はいないでしょう。
それが普通で、他人の気持ちなんか思い通りにはなりません。
思い通りにいかない人間関係なんか、明らかに悩みにしかならないので、みんなに自分のことを好いてもらおうとすると深い悩みになってしまうんですよね。
人間関係は割り切る
全員に好かれる人間になろうとしてしまうと悩んでしまい、破綻してしまいます。
だからこそ、
全員に好かれたいなんて思わなければいい
全員が自分を好きになってくれるなんて、かなり難しいです。
人によっては、男らしい人が好きであるとか、優しい人が好きであるとか、チャラい人が苦手とか、たばこを吸う人が苦手とか。
人によって好みというのは異なります。
だからこそ、全員に好かれようとすることは並大抵のことでは成し遂げられないですし、そこに注力をすること自体が誤っています。
なぜなら、好きになってもらうということ自体が、自分本位だからです。
人生、他人のためを思ってこそ。
他人のためを本当に思ってこそ、自分にいつかその報いが返ってくるものですが、好かれるという目的自体がそもそも、自分のためにやっていることなので、どこか見透かされてしまいますし、いやらしい。
自分が好かれるということに注力をするのであれば、他人を手助けするというような他人のためになるようなことに注力をした方が、将来的に自分のためになります。
こうやって、本当に他人のために動ける人こそがナチュラルに人から好かれます。
好かれよう好かれようということを目指すということは自分のためにも他人のためにも逆効果。
なら、他人のためを思って行動をしていきましょう!
他人の好きになる努力はした方がいいかも。
あと一つ付け加えるのであれば、自分が好きになってもらうということは悩みを深めるという意味で辞めた方がいいのですが、
他人を好きになるということは目指した方がいいかもしれません。
他人のことを好きになれるのであれば、自然とその人のために動きたくなるからです。
人間、短所を見ることは得意ですが、長所を見つけるのは苦手。
だからこそ、長所を見つけられるよう、コミュニケーションを取れるようになるといいですね!
だけども、「かも」とつけたのは、無理に人のことを好きになろうとしてしまうと、それもまた、悩みに繋がってしまうこともあるからです。
どうしても好きになれない、長所を見つけられない、そんな人もいるかもしれないです。
それでストレスを抱えるくらいなら、好きになろうとする努力よりも適切な距離感を保つ努力をした方が自分にとって悩みがなく、また、別の方向に注力ができて、自分のためになりますよ!
自分はどちらがいいか?考えて選び、試してみて下さいね!