忍耐が成功へ導く!だけど、たえてるだけでいいの?≪マキシム・ゴーリキーの名言≫
すべてのものごとには終わりがある。
したがって忍耐は成功を勝ち得る唯一の手段である。
≪作家/マキシム・ゴーリキーの名言≫
永遠に安泰というものがないように永遠続く苦しみというものもないものです。
だから、その苦しみを乗り切れる人、つまりは忍耐がある人が成功を勝ち取りやすいものです。
が、忍耐と言っても何でもかんでも耐えていたらいいってわけじゃない。
確かに耐えていればいつか苦しいことは終わるかもしれませんが、ただただ我慢しているだけじゃ上積みがない。
つまりは、耐える中にも努力が必要ということなります。
苦しいものをただ苦しいものとしてじっと耐えるのではなく、その苦しみを緩和する、もしくは短くするような努力。
これがあったほうが成功する可能性は高くなります。
なぜなら、ただ耐えるだけでなく、自らの考える力、行動力が高くなるとともに、その苦しみを乗り越えられたという達成を味わいやすくなり、自信になりやすいから。
ですね。
船に乗り、海の上で嵐が来た場合には、ただただ嵐が過ぎるのを待っているのでは沈没してしまうかもしれない。
流されないようにイカリを下すし、帆をたたむ。
どこか傷んだら補修をする。
耐えると言ってもその中で努力をした人がそれをしっかり乗り越えられるんですよね。
ただ我慢すればいいと認識をしてしまうと、精神的にも肉体的にもきついだけになってしまいます。
それじゃ、いつかダメになってしまう。
耐える中でも上積みを。
忍耐っていうのは大切です。
だけど、希望があるから耐えられるんですよね。
確かに時間が解決してくれる問題もあったりしますけども、やっぱり基本は、自分が動くですよ。
自分なりにどうやったら解決するか考える。
上司がダメだったらどうやったらよくなるか、どうやったら追い抜けるかを考える。
愚痴ってストレス発散して上司が変わるまで待つ、でもいいですけど、次の上司もダメだったらどうすんの?って話です。
なら、追い抜けばいいし、それができないならしっかり理由を付けて本人かもっと上に嘆願すればいい。それ変わらないなら他の手を。
それでもだめならさらに他の手を。
こうやって考えて手を打つ内に上司を変えてくれるかもしれない、自分が異動になるかもしれない。
手を打てば早くなるし、周りも認識してくれる。
周りには言わなきゃ伝わりませんしね。
動くことで変わることはたくさんあります。
ただ耐えるよりも動いたほうがよっぽど早い解決につながるし、その経験が自分にも活きる。
本当の忍耐っていうのは動いてこそ。
自分の努力で耐える期間を短くすること、耐えること自体を楽にすることにあります。
耐えるを美徳とされる人もいますが今一度忍耐の認識を改めた方が成功には近づくんじゃないかなと思います。