「ノー」が言えない人は自分を不幸にする!でもなかなか「ノー」と言えない人に。≪サミュエル・スマイルズの名言≫
「ノー」と言うべき時に言えない人は自分を不幸にする。
≪作家・医者/サミュエル・スマイルズ≫
仕事で上司から物事を頼まれる時に、「イエス」は言いやすいかもしれませんが、
「ノー」とは言いづらいものです。
だけど、言うべき時に言わなければ例えば、実は他の仕事で手いっぱいであるのに
どんどん仕事が積み重なって結局頼まれた仕事が終わらないとか、将来、就きたい
仕事があるけれども、親から言われたから仕方なく、その道を歩んでしまうとか。
「ノー」と言えないばかりに、
自分を不幸に陥れてしまいます。
自分だけならまだしも前者の仕事の例では、仕事が終わらないことによって
クライアントや上司にも迷惑をかけるので、自分だけでおさまらないことも
多々あります。
では、どうすれば「ノー」と言えるようになるのでしょうか?
自信と勇気を持つ。
「ノー」と言えない人は、【自信】、もしくは、【勇気】がないから言えません。
【自信】については、自分の考えがない、もしくは、自分の考えが
完全に正しいと思えないから結局他の人の意見に流されてしまう。
なんとなく間違っているな、と思っていたとしても、あくまでも『なんとなく』
なので、否定することができないのです。
ですから、まずは、自分が正しいと思えるよう、知識を付けるようにしましょう。
自分でその分野の勉強をするもよし、「イエス」と言い、結果、失敗だった事例を書き留めておくもよし。
知識が付けば、自分が正しいと思い、【自信】が身に付きます。
その知識を武器に、『~なのでできません。』と論理的に「ノー」と言いましょう。
ただ単に「ノー」と言っても角が立つだけなので、相手を納得させられるように
伝えていきましょう。
次に、【勇気】です。
【自信】を身に着けても大きな壁が立ちはだかります。
それは、人間関係です。
いくら自分が正しいとわかっていても、上司の言うことは絶対だからとか、
この人にはお世話になったからとか、もしくは単に仲が良いからとか。
色んなしがらみがあり、言えないことがあります。
でも、冒頭でも述べた通り、「ノー」と言えないことから、自分が不幸になることがあります。
さらに、自分どころか、他人まで不幸にしてしまうこともあります。
先のことを考え、明らかに不幸になるのであればあとはもう【勇気】しかない。
「ノー」と言ってみなければ、相手の反応なんかはわからないので、【勇気】を
出して、言ってみる。
ダメだったらなぜダメだったか考えて、再度チャレンジ、もしくは次の機会に
反省を活かして、「ノー」という。
簡単ではないかと思いますが、意外と生きていく上で必要なのが【勇気】です。
ただ、【勇気】が必要なことも繰り返せば、最終的に慣れて【勇気】は必要なくなります。
難しいのは、第一歩。
踏み出した時に、また別の考えや視点が産まれます。
後にその「ノー」があなたを幸せにするかもしれません!
自分を幸せにするのは自分しかいませんよ。