仕事ができる人とできない人の差。仕事の目的をあなたは知っていますか?≪トーマス・エジソンの名言≫
忙しくしているからといって、本当に仕事をしているとはいえない。
すべての仕事の目的が実施され、あるいは達成されるには、
忙しく汗をかくのと同じくらいに、将来の見通し、システム、
プランニング、情報、正しい目的が必要なのだ。
ただ仕事をしているように見えるだけでは、
何もしていないのと変わりないのである。
≪発明家/トーマス・エジソン≫
あなたの周りには、いつもなぜか忙しそうな人はいませんか?
しかし、忙しければ仕事をしている、というのはエジソンの名言の通り、
間違いです。
いくら忙しく動き、仕事をしているつもりであっても、会社や利益に対して、貢献をしていなければ、仕事をしていることにはなりません。
自らの仕事の目的を把握し、達成しようとしているか?
これを意識し、考え、動いて、初めて『仕事をしている』ことになります。
例えば、
営業では、お客様に何を買って頂きたいか?
これを考えていなければ売れないですよね?
工場では、人をたくさん配置すれば、トラブルも減るし、生産効率も上がるかもしれませんが、人件費がかかりすぎて赤字になってしまいますよね?
この場合は、生産ラインの効率と人件費を考え、利益を生むように人を配置しなければなりません。
今行っている業務がなんのためか?これがわからなければただこなすだけになり、クオリティも上がらず、従事していても仕事をしている、というよりも作業をしているということになってしまいます。
仕事の目的を把握しているというのは、つまりは、
仕事ができる・できないの分かれ目となります。
あなたの仕事の目的は?
仕事ができるようになるためには、目的を把握することが先決です。
先ほどの営業の例では、何を売ればいいのか?
売ることでどれほど利益が生まれるのか?
一人当たりいくら利益を出せば黒字となるのか?
ただただ、会社から『これを売ってこい』と言われても、何故?
が分からなければ、売り込むやる気なんか出てこないし、そんな人のものなんか売れはしません。
売れなければ評価も下がり、仕事ができない人のレッテルを貼られてしまいます。
逆に目的を把握していれば、何故、この仕事をしなければいけないのか、この仕事のゴールはどこなのかが明確になります。
ゴールが明確になると、自分がすべき行動も明確になります。
例として、黒字にすることが目的で1ヶ月に30個商品を売らなければ利益を達成することが出来ない場合を考えてみましょう。
ゴール(目標)は1ヶ月で30個の商品を売ること。
でしたら、1ヶ月に20営業日ある。
1日2個売ることが出来れば、40個売ることが出来、達成することが出来る。
では、1日2個売るためにはどうするか?
飛び込みで営業を10社に訪問する。
電話でアポイントを5社取り、明日以降に繋げる。
アポイントをいただいた会社で商談を行い、2個売るようにする。
2個売りやすくするためには、営業用の資料を改善する…
などなど。
ゴールから逆算して、自分の行動をどんどん具体的に落とし込めます。
落とし込んだ行動こそがまさに『仕事』であり、このように考え、行動できれば、
あなたはまさに「仕事が出来る人」となれます!
ただし、目的を達成できない場合も多々あります。
達成できなかったのであれば、
「何故達成できなかったのか?」「どうすれば達成できるようになるのか?」
と切り替え、行動をし続けることが肝心です!
ということで、まずは、今あなたが行っている仕事の目的の把握。
目的を知ったらそこからゴールの設定(ゴールの設定は会社から与えられたものだったらそれはそれでいいです。)、ゴールから具体的な自分の行動設定。
実際に動く!
実行し、仕事が出来ない人から脱却する1歩を踏み出していきましょう!