仕事ができない社畜が仕事ができるようになるための方法を模索する日常

仕事ができないぼくだから、仕事ができるようになるためにいろいろ考えているので、それをつらつらと。目指せ脱社畜。

勉強して分かった気になっていませんか?教えることでさらに学びを深めよう!≪ジェセフ・ジュベールの名言≫

教えることは、2倍学ぶことである。

≪思想家・哲学者/ジェセフ・ジュベール≫

 

自分が学んで分かった、と思っていたとしても、他の人にそれを説明する際、うまく説明できない場合があります。

それは本当の意味で理解をしていないことになります。

 

しかし、それは恥じることではなく、教える側に立って初めて、分かっていない部分が分かることは多々あることです。

 

その分かっていない部分を再度理解し、それを含めて、教えることができれば本当の意味で理解したということになります。

 

ですので、教える立場になるというのは自分にとっても非常に重要なのです。

 

そして、教える場合、もう一つ意識しなければならないことがあります。

それは、

 

相手がどのような人間か、

 

です。

 

相手に教える際に、一律に教えていれば、同じように伝わるか?といったらそんなことありませんよね?

 

もし一律に伝わるのであれば、学校で1クラスは同じように成績が伸びるはずです。

会社で同期で同じ部署であればどうようにスキルを身に着け、会社に貢献していくはずです。

 

だけど、そうはならない。

当たり前ですが、人によって考え方が違うからなんです。

そこが、教える難しさであり、勉強になる点でもあります。

 

人に教えるときの心がけ

 

人に教える場合、以下を常に気を付ける必要があります。

 

①自分なりに深く理解をする。

②相手の立場になって考える。

 

この2点です。

 

①自分なりに深く理解をする。

教える前に、その物事をしっかり理解していなければなりません。

『自分なり』に、とつけたのは理由があります。

 

例えば、AとBという人がいて(1)という題材について調べたとしましょう。

その結果、Aは80%理解できて、Bは50%しか理解できなかった。

 

人によって理解ができる範囲というのは異なるので、こういったことは当然起こり得ます。

しかし、だからといってBは教えてはいけないのでしょうか?

答えは

 

NO

 

です。

 

前述した通り、自分が分からない部分が出てきたとしても問題ありません。

なぜなら、その分再度勉強して、教えればいいからです。

それが自分にとって学びになります。

一時の恥なんか気にせず、どんどん教えていけばいいんです。

 

そして、なにが理解できていなかったのか、なぜ理解できなかったのか?ということを自分なりに突き詰めることができれば、それを糧に次の題材に対しては、よりよく理解できる方法を見つけることができるのです。

 

ですので、今、あなたができる『自分なり』に精一杯深く知れば、それで教えるようになっても問題ありません。

 

今は理解できないあなたでも、明日は理解できるあなたになっているかもしれません。

一番ダメなのは教えることに対し、

『分からない』といって逃げ、何もしないことです。

 

こうすることによって、学びは得られませんし、成長はありません。

 

②相手の立場になって考える。

自分が教える立場であった場合、相手が必ずしも自分と同等の知識を持っているとは限りませんよね?

 

例えば、生産管理のことを理解してもらおうとする場合、そのまま生産管理を仕事としている人と、営業を専門に仕事をしている人では、理解度が全く違うはずです。

 

もっと言えば、人によって、理解度や知識なんかはバラバラなため、同じように伝えたとしてもうまくいきません。

 

では、どのようにするべきなのか?と言えば、

『相手によって教え方を変える』が正解です。

 

 

相手がどのくらいの理解度なのか?

全くの素人なのか?ある程度知識を持っているのか?あるいは自分よりも知識を持っているのか?

 

 

相手の性格はどうか?

下手に出た方が伝わるのか?上から伝えた方がいいのか?

要点だけ伝えるようにした方がいいのか?細部まで正確に説明した方が良いのか?

 

こういったことを考えることにより、うまく考えることができ、より、経験を積むことができます。

その経験が学びを生み、自分の成長を促していきます。

 

ただ、言葉にするのは簡単ですが、相手の理解度や性格をふまえ、どのように伝えればいいか?なんていうのは正直頭に入れているだけじゃわかりません。

 

これに関しても経験が必要です。

経験をして、相手がどのタイプか、どのように話せば伝わるか?自分なりに把握をし、伝えることが徐々にうまくなっていきます。

 

だからこそ、教えることから逃げてはダメなのです。

積極的に教えるようにしていきましょう。

 

 

 

 

営業トークやプレゼンでも同じですよね。

自分が売るものや、プレゼンするもののことを相手よりも深く知っている必要があり、相手によってトークやプレゼンの内容を変える。

 

そうでないと伝わらず、売れないですし、評価もされず、折角良いものであっても見向きもされずに終わってしまう。

 

なんていうことに繋がりかねません。

 

しっかり、この2点を意識して、教えるようにしていきましょう!

そうすれば、あなた自身の理解も深まりますし、教えることにより、どうやって教えればよいか?という経験に繋がりますから。

 

これも少しずつです。まずはやってみましょう!